大内裕和中京大教授、『現代思想』の寄稿文にも「盗用」ネタ

 月刊『現代思想』2013年12月号に掲載された大内裕和中京大教授の記事「ブラックバイト・全身就活・貧困ビジネスとしての奨学金」のなかに、私(三宅)が『選択』2012年4月号に書いた記事の内容と酷似する記述が見つかった。引用あるいは参考文献として『選択』記事は示されていない。大内氏の独自調査で得た事実を大内氏独自の文章で表現したような書きっぷりだ。

◆月刊『現代思想』2013年12月号掲載の大内氏の記事(該当部分)

 二〇一〇年度の奨学金利息収入は232億円、延滞金収入は三七億円に達する。これらの金は経常収益に計上され、原資とは無関係のところに行く。この金の行き先は銀行と債権回収専門会社である。

(117頁上段14行目〜17行目)
 

 一方私が書いたネタ元の記事はこうだ。

◆元記事 『選択』(2012年4月号)三宅記事

 一〇年度の利息収入は二百三十二億円、延滞金収入は三十七億円に達する。これらの金は経常収益に計上され、原資とは無関係のところへ消えている。この金の行き先のひとつが銀行であり、債権管理回収業者(サービサー)だ。

(101頁)

 『選択』関連だけで6本の盗用が確認できた。調べればまだありそうだ。