大内裕和・中京大”盗用”教授の見苦しい言い逃れ

  大内裕和・中京大教授の「奨学金本」盗作問題は、同氏著の『奨学金が日本を滅ぼす』(2017年、朝日新書。現在出庫停止)に加えて、『日本の奨学金はこれでいいのか!』(2013年、あけび書房)の1章大内氏執筆部分においても発覚した。朝日新書本は「あけび本」の2章三宅執筆部分から盗用し、あけび本の1章大内記事は雑誌『選択』2012年4月号の三宅執筆記事から盗用していた。

 この事実を踏まえて大内氏の代理人弁護士から14日付で届いた回答書(『朝日新書』の盗用について私が7月にしていた質問に対するもの)を見ると、その破廉恥ぶりに言葉を失いそうになる。 

〈表現(文章表現・構成が酷似している点=三宅注)についても、貴殿の『日本の奨学金はこれでいいのか!』2章発表以前に、拙著『奨学金が日本を滅ぼす』のご指摘の箇所で使用している表現は、私が自分の講演や雑誌論文、雑誌インタビュー記事、著書などで発表しています。
 「2010年度の利息収入は232億円、延滞金収入は37億円に達する。これらの金は経常収益に経常され、原資とは無関係のところに行く」(2013年10月14日、「反貧困世直し大集会2013」、主催:「反貧困世直し大集会2013」実行委員会、大内裕和の講演レジュメ)。
 「2010年度の利息収入は232億円、延滞金収入は37億円に達する。これらの金は経常収益に経常され、原資とは無関係のところに行っています。」(大内裕和「教育における格差と貧困」『日本の奨学金はこれでいいのか!』第1章24頁17行〜25頁2行)〉


↑2020年9月14日付の大内氏回答書。「剽窃・盗用」ではないという。


 ↑「剽窃・盗用」ではないとする根拠に大内氏が掲げる『日本の奨学金はこれでいいのか!』(20
13年10月、あけび書房)1章(大内氏著)の記述。

 あきれたことに、「私が自分の講演や雑誌論文、雑誌インタビュー記事、著書などで発表しています」と豪語している文章は、私が『選択』2012年4月号で書いた無署名記事と瓜二つなのだ。

10年度の利息収入は232億円、延滞金収入は37億円に達する。これらの金は経常収益に計上され、原資とは無関係のところへ消えている。

(『選択』2012年4月号〈奨学金「取り立て」ビジネスの残酷〉より)


 ↑ 雑誌『選択』2012年4月号の三宅記事

 大内氏が私の著作を丸写しにしている、あるいは看過できない程度に模倣していることに疑いの余地はない。他人の著作を自分のもののように盗用しておきながら、それを難じられると、「すでに自著などで発表していたのだ」とばかりに、こんどは別の雑誌から盗用した文書を持ち出したのだ。おそらく『選択』の記事が私の筆によるものと知らなかったのだろう。ここまでくると、もはや人格を疑わざるを得ない。

★「若者のミカタ」で売り出し中、大内裕和中京大学教授の「奨学金本」は盗用だらけのトンデモ本だった!
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★【訂正】大内裕和中京大教授、雑誌『選択』の三宅記事からも盗用!