大内裕和中京大教授の「奨学金本」に出庫停止措置

 読者のみなさん、こんにちは。
 
 大内裕和中京大教授の著書に私の著作物からの「盗用」がなされている問題で、少し進展がありました。問題の著書『奨学金が日本を滅ぼす』(朝日新書、2013年)の発行元である朝日新聞出版が、同書を出庫停止、電子書籍の販売中止措置をとった旨記載した「回答書」が届きました。同社に問題を通報してから回答まで1ヵ月と3週間がかかった計算ですが、この間、同社は大内氏や担当編集者から事情を聞き、検討をしていた模様です。出庫停止、電子書籍出版停止措置をとったということは、それなりに問題があるとの認識なのでしょう。私なりにそう理解しています。

 しかし、出荷ずみの紙本の販売はつづけるほか、同社自身の責任についてはまったく言及をしておらず、釈然としない部分もあります。引き続きこれらの点について質問をしたところです。

 一方、大内氏は代理人弁護士を通じて、当方の質問に回答してきました。結論からいえば、盗用剽窃にはあたらないとのことです。謝罪の意もいっさいありませんでした。表現・構成がきわめて酷似したのは偶然の産物ということなのでしょうか。
 
 引き続き、動きがあれば報告したいと思います。