問題だらけの高円寺小中一貫校校舎/特別支援学級を隔てる「柵」は中止方針

 高円寺に杉並区が建設中の小中一貫校工事の計画が、中学校の特別支援学級だけを小学校と同じ階にとどめた上で、廊下を柵で仕切るなど、収容所を想起させるような差別的な設計になっている問題で、区教育委員会は30日、筆者の取材に対して、柵の設置を取りやめる方向であることを明らかにした。

 問題の柵は各階の廊下に2ヶ所設置する旨現設計図にはあったが、区民から「障害児差別だ」との強い批判を受けている。

 学校整備課は筆者の取材に対して、柵の設置はしない方向で現在設計変更を検討していることを認め、「よほどのことがないと設置することにはならないだろう」と述べた。

 一方で中学校の特別支援学級だけを、ほかの中学生と区別して小学校学級のある階に置く案については、見直す考えがないと明言しており、引き続き区民からの強い批判を浴びることになりそうだ。