2012年度東京都政務活動費の領収書は廃棄していなかった!

 東京都の2012年度分政務活動費の収支報告書と領収書が廃棄されていなかったことがわかった。筆者の問いあわせに対して、議会事務局は、4月末日で保管期間(提出期限から5年)がきたので廃棄したといったん説明した。しかし数時間後に訂正の連絡があり、保管期限は過ぎたもののいまだ廃棄処理は行っていないことを明らかにした。情報公開請求によって開示・提供を求めたい旨伝えると、「どういう対応になるか検討が必要なのでしばらく時間がほしい。廃棄は当面見合わせる」と答えた。

 政務活動費の領収書は、以前は1枚10円の複写代が必要だったが、筆者が起こした訴訟の成果で、情報公開請求で対応できるようになり、電子データをDVDに複写して入手できるようになった。これだと格段に費用がかからないですむ。

 東京都議の政務活動費は、人件費の金額やあて先など黒塗り部分が多く、適正な使途かどうか調査する余地がたぶんにある。しかし、年間数万枚という領収書を紙ベースで調査するのは、費用面などで困難だった。それが劇的に改善され、調査がたことになる。なお今年7月に公開予定の2017年度分からはインターネット上に掲載される。