杉並区議会議長日程表も「毎日廃棄」方針見直さず

 杉並区長予定表とならんで杉並区議会議長日程表が「毎日廃棄」され、最低1年保存を義務づけた杉並区公文書管理規程に違反している疑いがある問題で、区議会事務局が「毎日廃棄」の方針を、当面続ける考えであることがわかった。

 区民の財産である公文書の廃棄に歯止めをかける有効な手段は情報公開請求だが、毎日廃棄されているということになると、毎日請求をしなければならない。筆者は「開示請求を予定しているのだから廃棄を保留にしてはどうか」と区議会事務局に申し入れた。しかし事務局は「いまは、毎日廃棄しますとしかいえない」と木で鼻をくくったように回答し、開示請求をしたいのなら毎日やるしかない旨説明した。

 土日休日に公務が入り、日程表が作成される可能性も考えられるが、その場合、開庁日になって情報公開請求が受け付けられる前に文書が作成・廃棄されるおそれがある。これでは開示請求のやりようがないではないか、と疑問をぶつけたが、毎日廃棄の方針を撤回するつもりはないとの返事だった。

 比較するために、他の都内特別区の状況を調査して報告したい。また、公文書は財産であるから、廃棄の差し止め
を求める住民監査請求ができるのではないかとも考えて、現在調査しているところだ。