「パナマ米軍大虐殺と日本人の罪」

「週刊金曜日」の最新号に「パナマ米軍大虐殺と日本人と罪」と題して4ページの記事を書きました。ぜひごらんください。昨年末に中米パナマを取材した成果です。同国には自国の軍隊がないかわりに米軍基地もひとつとしてありません。軍用機が1機も飛ばないパナマの空をながめてつくづくこう思ったものです。

 日本は正真正銘の米国の植民地なのだーー

 日本が普通の国ではない理由、この社会に足りないのは、まさに「わたしたちは植民地なのだ」という自覚ではないでしょうか。侵略戦争を反省しないという態度も、宗主国がそれを望み、また、植民地の支配者でありつづけたい日本の勢力がその地位を失いたくないからだと思います。

 日本一番とかを標榜する「極右」政党が結成されたとのニュースが流れています。韓国朝鮮系住民を貶める言動というのは、対米従属をやりつづけながら日本の自立を避けようとする「引きこもり的」行動にみえます。よほど自立が怖いのでしょうか。

 右翼というよりも、宗主国の一番のお気に入りになりたいということなのでしょうから、「奴隷が一番」という表現が適当でしょう。極右というのは米国と戦争になってでも米軍に出て行ってほしい人たち(戦争で実現するかどうかは別として)にこそふさわしい言葉です。

 厳然たる独立国の中国の悪口をいったり、日本や米国にさんざんもてあそばれながらも、民主化と独立の道を確実にめざしている韓国や北朝鮮を貶める心理には、植民地であることの劣等感や嫉妬が多分にあるように思います。