杉並区議の違法な政務活動費を問う裁判/17日13時半から東京地裁522号法廷で

 杉並区議会議員15人と2会派7人の政務活動費に違法な支出があったとして計約1000万円の返還を求める住民訴訟の第2回口頭弁論が17日午後1時半から、東京地方裁判所522号法廷で開かれます。原告はすぎなみオンブズ、被告は支出を行った杉並区長で、各議員・会派は「相手方」という位置づけになります。議員ら自身にかかる問題なので、彼らも希望すれば「補助参加」という形で訴訟参加することができますが、いまのところそうした動きはありません。

 争点は、いわゆる区政報告類や区政報告会の経費を全額か、またはその大半を公費たる政務活動費で支出したことの適否です。従来であれば政治団体(後援会)などの政治活動経費で出していたものを、「区政報告」とうそぶいて公費につけまわした疑いは濃厚だと筆者は考えています。

 政務活動費は政治的な活動に使うことは許されず、その要素があきらかにあり、区分が難しいときは、「社会通念上相当な割合」の按分という方法で切り分けよ(按分原則)と地方自治法の趣旨にはあります。訴訟の対象となった議員・会派の大半は、区政報告や区政報告会の経費を全額政務活動費で出し、それをよしとしているのですが、これはつまりこれらの経費のなかに政治的な要素はいっさい含まれていないことを意味します。そんなことがあり得るのか、断定できるのか。おいおい追及するつもりです。
 
 みなさまの応援をお願いする次第です。

 なお、筆者は今年からすぎなみオンブズの共同代表のひとりとなり、訴訟に積極的に参加することになりました。

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