増田顧問高額報酬問題で監査請求棄却/月2回4時間の仕事に35万円支給を監査委員容認

 西暦2017年になりました。「あけましておめでとうございます」と言うべきなのかもしれませんが、世の中には「めでたくない」心境・環境の方も大勢いらっしゃることから、あえて「おめでとう」の言葉は用いないことにします。
 
 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 しばらく中米パナマに行っていました。27年前、1989年12月20日に起きた米軍による侵略の傷跡を訪ねる取材です。詳細はまた記事等で発表したいと思います。

 さて杉並区顧問として月額35万円の報酬を税金から得ている増田寛也氏について、月に2日、4時間程度の仕事しかしていないのに35万円を支給したのは違法だとして昨年11月9日、筆者は杉並区監査委員に住民監査請求を申し立てました。代表監査委員は元会計室長の上原和義氏、非常勤監査委員は公認会計士の三浦邦仁氏、元杉並区職員で自民党区議の浅井邦夫氏、民主党区議の河津利恵子氏。

 その結果が12月22日付で出されました。
 
 ★監査結果(PDFファイル=3・5Mバイト)

 住民監査請求の結果通知は60日以内ですが、40日とずいぶん早い結論でした。結果は棄却です。理由をみると、興味深いことが書かれていました。原則日額でなっている非常勤職員(顧問)の報酬を月額35万円とした理由について、区内部の起案文書には「週3回程度で日額3万円」と計算したと書かれています。しかし、監査のなかで区側は、この計算メモについて「検討段階のメモ」にすぎないのだと言い訳をしているのです。

 では、いったいどのような算出をして月額35万円としたのか知りたいところですが、それについてははっきりとした根拠は示されていません。田中区長が自分の「お友達」として税金から金を与えた疑いは限りなく濃厚になってきました。

 裁判に移行して争う考えです。読者のみなさまの応援をよろしくお願いいたします。