『税金万引きGメン』発売開始

 杉並区の区議会議員や監査委員、選挙管理委員が税金をくすねている様を追及したルポルタージュ『税金万引きGメン』が刊行になりました。お買い求めいただきますようお願い申し上げます。

%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%96%b2%e8%a6%a7%e7%94%a8

 購入方法ですが、インターネットで注文していただく「オンデマンド出版」です。直接手渡せる方か郵送料を負担願える方は、著者から購入することも可能ですので連絡ください。ただし、直接手渡せる方か郵送料を負担願います。
 
http://item.rakuten.co.jp/books-sanseido/ebm-wakaba001/

https://www.amazon.co.jp/%E7%A8%8E%E9%87%91%E4%B8%87%E5%BC%95%E3%81%8DG%E3%83%A1%E3%83%B3-%E4%B8%89%E5%AE%85-%E5%8B%9D%E4%B9%85/dp/490875201X

 

時給2万円の「謝礼支払い基準」は「説明になじまない」と公言したスポ振課長の秘密主義

 朝日健太郎氏(現自民党衆議院議員)ら五輪選手を杉並区主催のスポーツイベントに招き、一日あたり30万円を超す高額な謝礼を払っている問題で、スポーツ振興課(阿出川潔課長)は8日、電話取材を通じて「一時間2万円といった基準について口頭で説明することはなじまない」と回答、謝礼の算出根拠と説明する基準を明らかにしない考えをあらためて示した。

 「なにがどうなじまないのか、日本語として意味がわからない」と真意をただしたが、回答をとりついだ係長は「そうとしか答えられない」と繰り返した。

 基準にもとづいて払ったなどといいながら、その肝心の基準を公にしない。これでは基準の意味がない。杉並区の秘密主義と腐敗体質が浮き彫りになった。

 また、木村ようこ区議の請求に対して同課が作成した有名スポーツ選手らに対する謝礼の支払い状況一覧について、パラリンピック出場選手らは「有名ではない」などとしてはぶいていたこともわかった。

 秘密主義だけでなく、鼻持ちならない差別主義をも感じさせる。なお、田中区長は政治的支援者らの前で「テレビ局は男のやる仕事じゃない」などといった露骨な女性差別発言をやったことで知られる。

朝日健太郎・自民党現衆議に杉並区が払ったギャラは時給2万円と判明

 杉並区が数年前から行っている「チャレンジアスリート」で、朝日健太郎・現自民党衆議院議員ら元五輪選手らに一日30万円〜40万円以上もの「謝礼」を払っている問題で、杉並区スポーツ振興課は7日、朝日氏に対する謝礼金の算出根拠は「一時間あたり2万円である」と説明した。
 
 選手側から請求された金額を払ったのではなく、杉並区のほうから金額を示して払ったことも明らかにした。

 一方で、拘束時間を記録した文書はあるのかとの質問には、「講師の先生にそうしたことはやっていない」とも答えた。時間当たりで計算していると言いながら肝心の時間を記録していないという矛盾が浮き彫りになった。
 
 1時間2万円もの謝礼を払う基準がどこに定められているのかとたずねたところ、基準があると説明したものの、その具体的内容は「明らかにしていない」などとして明示を避けた。あらためて回答を求めている。

 またほかの選手についても「一時間2万円なのか」とただしたところ、「選手ごとに違う。その内容は即答できない」などと終始あいまいな説明であった。

 一時間2万円もの謝礼を払い得るような基準が本当にあるのか、筆者は疑わしいと思っている。引き続き取材を進めたい。

朝日健太郎衆議に払った杉並区のギャラは6日で119万円と判明

 昨夏の衆議院選挙で自民党から出馬した朝日健太郎氏を杉並区は2012年「オリンピックアスリート教室」として講師に招致、2014年1月と15年1月には「チャレンジアスリート」講師として招いたが、その際に支払った謝礼金が、一日あたり最高で31万円もの高額にのぼり、計6日間で119万円もの金額に達することが議員請求資料(木村ようこ区議請求)で明らかになった。
 
 ほかにも五輪選手を講師で呼んでいるが、いずれも一日あたり約30万円から45万円と地方自治体が支払う謝礼としては破格の高さである。

 スポーツ振興課によれば、来年2月11日にも「チャレンジアスリート」を開催し、元五輪選手らを講師に呼ぶ予定だが支払う謝礼の金額は未定だという。

 なぜ一日30万円もの謝礼を支払ったのか、しかも講師によって金額が異なるのか。理由を同課にただしたところ、「基準がある」と回答したもののその内訳を即答することはできなかった。説明を待っているところである。

 28-%e6%b1%ba%e7%ae%97%e8%ab%8b%e6%b1%82%e8%b3%87%e6%96%99-381%e3%80%80%e6%9c%89%e5%90%8d%e4%ba%ba%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9

 
 

不正義と格差が支配する「民主国家」と、正義と格差・差別解消を目指す「独裁国家」

 フィデル=カストロ・キューバ前国家評議会議長の死去を報じた日本の少なからぬメディアが、「独裁者」という言葉をつかって表現した。たしかに独裁的な政治運営をしたことは事実だろう。だが、ひるがえって日本の現状とキューバのそれを比べたときに、キューバのほうがはるかにすぐれている点がいくつもある。その最たるものは差別や格差の小ささだろう。そして社会保障である。住居は無償、医療・教育も完全無償。ただし金持ちになる自由はない。

 日本は「民主的で自由な国」と思われているが、じつは圧倒的な支配者がいる。カネである。資本家のためにカネが吸い上げられ、貧困が拡大し、差別が蔓延している。昨今の司法をみると、正義すらもカネで買われているのではないかと疑いたくなる。

 議員立法であるカジノ法案が自公の強行によって委員会採択されようとしているという。議員立法は全会一致という慣習をやぶり、なりふりかまわぬ独裁政治が「民主主義」の名においてなされようとしている。

 不正義と格差が支配する「民主国家」が、正義と格差・差別解消を目指す「独裁国家」を批判したところで、説得力は弱い。

『税金万引きGメン』近日刊行!

 土日2日在籍するだけで月額15万円の報酬を懐に入れた監査委員や、石原伸晃衆議院議員や山田宏前区長の政治資金パーティのパーティ券を政務調査費で購入した議員たち、半年欠勤した選挙管理委員(元自民区議)に140万円の報酬を払い、「条例どおり払っただけだ」とうそぶく区幹部たち。腐敗の極みというほかない杉並区の光景を報告したルポルタージュ『税金万引きGメン』(三宅勝久著、若葉文庫)が近く刊行されます。

 ぜひお買い求めいただきますよう心よりお願い申し上げます。

%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%96%b2%e8%a6%a7%e7%94%a8