「猪瀬・舛添を推薦したのは誰か」福島みずほ社民党副党首

 28日夜、小平市であった鳥越俊太郎候補演説会より、社民党副党首の福島みずほ参議院議員の演説部分を紹介する。都民の声を聞かない空中楼閣と化した都政をみんなの手で変えようと訴えた。
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 鳥越俊太郎さんを当選させたい理由が3つあります。

 ひとつ、自由と民主主義のある社会に私たちは住み続けたい、そう思っています。
 
(拍手)
 
 ありがとうございます。じつは私は沖縄の高江に行ってきました。全国から来た機動隊が排除をしていく、それがいま高江で広がっています。安倍内閣はいったい何なのか。ほんとうにそう思っています。沖縄県議会は県議会として高江のオスプレイパット反対、中止せよという意見書を出しております。政府に26日、出しているんですね。それすらも、民意を無視するこの安倍内閣、東京からいっしょに変えていこうではありませんか。

(拍手)

 私は安保関連法が議論される前、国会で「戦争法案」と言ったら、じつは自民党から削除要求を受けました。景気がよくなったよくなったと都合のいい数字ばかりをあげて「鉄面皮だ」と言ったら、なんとこの「鉄面皮」も削除要求を受けました。でもみなさん、戦後50回、国会のなかで「鉄面皮」という言葉はつかわれているんです。ある社会党の議員は昭和42年、自民党のことを、ウソつき、ペテン師、詐欺師、いかさま師、裏切り者、鉄面皮ーー10個くらい言っているんですね、

(笑)

 これこそが自民党だといって議事録に載っています。ちゃんちゃんバラバラやっているんですよ。こんど私これ言ってみようか、ためしてガッテン!

(笑)  
 
 でもみなさん、戦争法案という言葉や鉄面皮という言葉すら削除要求する自民党に自由と民主主義を語る資格はないと思います、どうですか。

(拍手)

 だから政治を変えたい、だから東京から政治を変えたい、そう思っています。
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「犯罪は社会のひずみ映す最後の鏡」/山尾衆議院議員・鳥越候補応援演説より

 28日夜、小平市で開かれた鳥越俊太郎候補の演説会より、山尾志桜里衆議院議員(民進党政調会長)の演説を抜粋して紹介したい。元検察官の山尾議員は、相模原市で起きた知的障害者虐殺事件に触れ、「犯罪は社会のひずみを映す最後の鏡」と述べた。そして弱者切り捨ての安倍政治を都政から変えていこうと呼びかけ、滿場の1500人の支援者から大きな拍手を浴びた。会場に入りきらなかった支援者200人が別のホールで音声を聞くという盛況だった。

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 待機児童の問題。まさにこれが候補者のキャラそのものですから、ちょっと比較してみましょう。

 あの自民党丸抱えの男性。各自治体に1ヶ月で緊急対策プログラムをつくらせる。私に言わせれば、これ何にもやりませんよというのと同じです。そうでしょう? もうね、自治体なんてそれなりにみんなプログラム作っているんですよ。そのプログラムを支える、実行する保育士さんが給料安くて仕事つづけられないから、子どもたちやお母さんたちが困っているんでしょう?

 もうひとりの、女性だからいいってもんじゃないという言葉がしみじみ実感できる女性の候補いらっしゃいますね。あの方、待機児童問題でなんて言っているか。びっくりします。規制緩和で保育園に子どもつめこんで待機児童ゼロにする。挙句の果てに、保育士さんの給料上げるお金はないから、東京都の空き家に保育士さんと介護士さんですか、シェアハウスですか、詰め込んで…。保育士さんに家族いないんですか? 介護士さんに子ども、孫、いないんですか?
 
 どっかの昔々の都知事の方が、この女性候補の方に、お化粧が濃いだの薄いだの悪口言いましたね。ひどいですよ、あれはあれで。だけど、小池さん、言っちゃったけど、あの人の問題点は化粧の濃い薄いじゃないんですよ。女性候補だとか言っているけども、子どもと女性の気持ちに鈍感なことが問題なんでしょう?

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 だから、この問題ひとつとっても鳥越さんだけなんですよ。待機児童ゼロ、保育事故ゼロ。両立させなきゃだめなんだ。子どもの命、かけがえのない成長、それをしっかり安心して預けられる環境を東京都がリーダーになってつくるんだ。唯一私たち都民の声が届いているのは鳥越俊太郎さんだけじゃないですか。

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元民主党・田中良杉並区長が自公推薦・増田都知事候補を応援

 杉並区議・堀部やすし氏がツイッターで衝撃的な報告を行っている。民主党元都議会議長の田中良杉並区長が、自公推薦の増田寛也都知事候補の応援を行っているというのだ。

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 田中区長は1期目は民主党から出馬して初当選、2期目は無所属で立候補したが、自民党と公明党の支持を得て再選した。結果、杉並区議会は共産と一部無所属議員をのぞいてオール与党化した。大政翼賛状態である。そして公園をつぶして保育園をつくったり、使用可能な施設をこわしてビーチバレーコートをつくる、使用可能な小学校をビル化する、など地元住民や利用者の声を無視した箱物行政を強引に進めている。独裁区政の批判が高まっている。

 護憲をとなえるなどリベラルで自民党政治に批判的なポーズをみせていながら、その実が自公政治そのものであることが、今回の行動ではっきりとした。

 田中区長を支持する無所属区民派の区議は取材に対して、「(野党統一候補の)鳥越候補を応援したらどうですかと言ったが、増田候補は南伊豆に杉並区の特養ホームをつくるときに世話になった義理がある、などとして自公推薦の増田候補を応援する旨説明した」という。

  

宇都宮健児氏に鳥越陣営が応援要請

 元日弁連会長・宇都宮健児氏の政治団体「希望のまち東京をつくる会」より、鳥越俊太郎都知事候補側から応援要請が正式にあった、とのニュースが届いた。同会のニュースによれば、鳥越候補側に対して政策に関する質問をかえし、その回答次第で考えたいとのことである。現在回答を待っているという。宇都宮氏の応援が実現することを筆者は期待してまちたい。

 以下、「希望のまち東京をつくる会」から届いたニュースを転載する。

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鳥越叩きにみる日本社会の未熟

 31日の都知事選の投票まで3日となった。日刊ゲンダイなどごく一部をのぞいて、新聞・テレビ・大部数の雑誌など、大メディアが鳥越俊太郎候補をいじめているように見えるのは筆者だけだろうか。鳥越氏の「女性スキャンダル」が大々的に週刊誌で報じられる一方で、小池候補の過去の核武装発言や政治資金を幽霊会社に流していた話題はほとんど無視する。※

※週刊文春は小池百合子候補の政治資金をめぐる疑惑を報じている。http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6330また、28日付で小池候補を支援する区議のスキャンダルを報じている。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160727-00006416-sbunshun-pol終盤にきて少しトーンが変わったようにもみえる。

 そして政策のちがいを公正に報じ、有権者の選択の助けにしようとする姿勢は希薄だ。わたしはこうした選挙をめぐる報道のありかたをとても異様に感じる。

 2年前の都知事選の報道ぶりと比べても、ちがいは歴然としている。当時の新聞は「原発の是非」を大々的に争点として報じていた。ところが今回の選挙報道にはそうした争点がみえない。

 各候補者の政策に問題があるのではない。はっきりと言っている。当選圏内とみられる3人のうち、小池・増田候補は推進または容認、鳥越候補は反対。首都圏250キロ圏内の原発を廃炉にすべきだという考えまで述べている。

 だが2年前に多くの都民の興味をひきつけた原発問題は、いまではどこかに行ってしまったようだ。原発が恐ろしいものでなくなったなどということはありえない。福島の事故よりもはるかにひどい事故が起きる危険が迫っている。

 だが2年前とくらべて関心は低い。なぜか。 “鳥越叩きにみる日本社会の未熟” の続きを読む

「東原公園を残してほしい」という自治会の要望は「民主主義に反する」/杉並区幹部が暴言

 保育園が6つもある地域にもかかわらず、長年親しまれてきた公園をつぶして認可保育園をつくる計画が住民無視で進められ、大きな反発を生んでいる杉並区(田中良区長)の「東原公園」(同区久我山)問題で、地元自治会長名が区長らにあてて計画の再検討を求める要望書をだしたところ、担当の課長2人が突然自治会長宅を訪問し、要望書をだしたのは「民主主義に反する行為」などと発言していた事実が明らかになった。

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(写真:「ヒガバラ=東原公園の愛称=を残してください」と杉並区幹部に訴える子どもたち・24日夜高井戸第二小学校)

 東原公園久我山東自治会会長によれば、25日午前9時ごろ、高沢正則・保育施設担当課長と堀川直美・地域課長が突然訪れ「要望書」についての真意を聞きたいなどとたずねはじめたという。久我山東自治会と「久我山の子どもと地域を守る会」は住民の合意によって、21日付で区長や関連企業に質問状や要望書を提出していた。高沢課長らの訪問はこれらの行動に関連するものだった。

 なお関連企業とは京王電鉄と株式会社ポピンズ(中村紀子社長)の2社。計画によって東原公園の面積が現在の半分になることの代替地として、数百メートル離れた京王電鉄所有地を「広場」にするという案を区は進めている。一方ポピンズは保育ビジネスを全国展開する営利企業。東原公園に保育所を設置・運営する業者として杉並区が公募による随意契約をかわした。

 建設費2億円のうち1億円が補助金。運営費も年間1億円が税金による補助でまかなわれる。区有地の賃借料は発生しないという。

 久我山自治会は、現在代替広場として考えられている京王の用地に保育所をつくり、東原公園は現状のままで残してほしいと求めている。
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「もうたくさんだ」ーー声をあげたブリテン人

 オーストラリア人ジャーナリスト・ジョン=ピルガー氏が連合王国(英国)のEU離脱について興味深い記事を書いている。下手な翻訳で恐縮だが紹介したい。

http://johnpilger.com/articles/why-the-british-said-no-to-europe

Why the British said no to Europe
25 June 2016

「ブリテン人たちはなぜ欧州に”否”と言ったのか」
ジョン=ピルガー

 ブリテン人(連合王国、いわゆる英国人)の多数はEU離脱に投票したが、これは生の民主主義の実践である。何百万人もの普通の人々は、より優れた者たちだと考えられている主流政党の人間やビジネス、銀行、メディアのリーダーたちによって、あからさまな侮蔑を受けながら、埋葬され、脅され、追放されることを拒んだのである。

 EU残留派が横柄な態度で言い訳する一方でブリテンにおける社会的に公正な市民生活は解体されてしまった。国民投票がこういう結果になった背景には、こうしたことに対する怒りと落胆が大きく影響している。

 サッチャー(元首相)やジョージオズボーン(保守党の政治家)が、ブリテンの旧体制と欧州の銀行マフィアを再編し、人々がもしまちがったほうに投票するなら公共サービスを300億ユーロ削減すると脅したとき、すでに警告は発せられていた。これは衝撃的な規模の恐喝だった。

 完璧な冷笑主義のキャンペーンとともに移民制度が開拓された。ポピュリストの右翼政治家によってではなく、労働党の政治家によってである。差別を宣伝し助長するという由緒ある伝統をたどりながらそれをやった。腐敗の兆候は労働党の底ではなく上層部に現れた。

 何百万人もの難民が中東から押し寄せている理由ーー、最初はイラクから、いまはシリアからーーは、ブリテン、アメリカ、フランス、EUとNATOによる侵略と帝国主義がもたらした傷にある。

 さかのぼれば、意図的なユーゴスラビアの破壊があった。その前にはパレスチナを奪ってイスラエルを据えたという出来事があった。

 植民地主義時代はもう昔のことだが、決して血は乾かない。植民地主義が役に立つという考えのもとで行われた19世紀の国や人に対する侮りは、現代の「環球主義(グローバリゼーション)の中核部分として残っている、裕福層に対する社会主義と貧困者に対する資本主義というゆがんだ格好で。資本には自由をみとめるが、労働者の自由は否定する。政治家は不誠実であり、公僕は政党に取り込まれた。

 トニーブレアの類を潤わせ、一方で何百万人を貧困にし、無力にしながら。これらがすべて、いま欧州に戻ってきた。

 6月23日、「もうたくさんだ」とブリテン人たちはと声をあげた。

(続く)