選挙公報を隠す杉並区選管の姑息な”低投票率作戦”

 杉並区の田中良区長は元民主党都議会議長だが、今回の都知事選挙では自公推薦の増田寛也候補を公然と応援している。親しい区議によれば、南伊豆に特養老人ホームを作る際に当時総務大臣だった増田氏に「世話になった」義理だと説明しているという。

 税金を預かる身分として広く「全体の奉仕者」(憲法15条)として仕事をするのが行政組織の首長たる区長の仕事である。総務大臣も同じである。その公務員としての仕事を通じてできた「貸し借り」を政治の世界に持ち込んでいるとすれば、田中区長は日本国憲法を知らないことになる。

 さて、あす31日は東京都知事選挙である。投票率が低い国ほど、税金が高く、社会保障も手薄く民主主義も低調となっている。そんな傾向があるのだと辻本清美衆議院議員が鳥越俊太郎候補の応援演説で話していた。
 
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小池氏の都知事出馬は「総理になれなかった代わりの天下り」か

 29日夜、渋谷駅前で開かれた鳥越俊太郎都知事候補の演説会で、政治学者の中野晃一上智大教授の話がきょうみぶかかった。小池百合子氏の都知事選出馬は、総理大臣になれなかったかわりの「天下り」ではないかというのだ。自民党と喧嘩をしたふりをみせてポピュリズムの波にのって知事になり、あとは自民党と公明党とうまくやって甘い汁を吸う。同じ構図が、舛添要一元都知事と石原慎太郎元都知事にもみられるという。

 また、鳥越候補が原発反対を訴えたことについて、容認すれば電力総連など原発推進をかかげる労組の協力で楽な選挙になったのだが、鳥越氏がそれをよしとせず、あえて厳しい闘いに挑んでおり、市民の協力が欠かせないとも述べた。

 以下中野氏の発言を紹介したい。

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 私は鳥越俊太郎さんを応援します。そもそもなぜいま東京都知事選挙があるのか、ちょっと思い出してみたいと思います。それは舛添要一さんがお殿様になったみたいにジャブジャブウハウハと東京のお金で好き勝手やって引きずりおろされた。そういうことだったですよね。

(そうだ。拍手)

 でももうちょっと思い出してみましょう。じつは舛添さん、昔すごく人気があったんです。覚えてらっしゃる方もうあまりいないかもしれません。しかし一時期は総理大臣にしたい人ナンバー1になったこともあった。ご記憶でしょうか。

 ところがですね、なかなか政治の世界は厳しくて、彼はあるときふと気づいたらどうも自分は勢いを失って機を逸してしまったようだと。で、自民党が下野したときに出て行って新しい政党をつくった。しかしそれもパッとしないということで、こんどは機をみて、チャンスがあったときに東京都知事に転身することに成功した人なんです。

 このとき、彼はもともと総理大臣になりたかったけれども東京都知事でもいいやと。いうことだったと思います。

 じっさいに都知事になって、都議会の自民党や公明党と適当にうまくやっていくとけっこういい思いができると、そんなことを考えていたのかもしれません。

 じつはこのように、もともと総理大臣を目指していたけれども、気がついたら時流にうまく乗れなくって、しょうがないから自民党とケンカをしたふりをして、飛び出て、そしてうまくポピュリズムの波にのって、都知事に天下ることに成功した人。じつはもっと前に石原慎太郎さんも “小池氏の都知事出馬は「総理になれなかった代わりの天下り」か” の続きを読む

ビーチバレーコート関連予算13億円の内訳「不開示」は不当/杉並区情報公開訴訟費用カンパのお願い

 読者各位
 いつも愛読いただきましてありがとうございます。
 さてこのたび杉並区教育委員会を相手どって情報公開一部不開示をめぐる訴訟を提起する運びとなりました。
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女性参政権獲得から70年目の一大選挙ーー澤地久枝氏・鳥越候補応援演説より

 31日の都知事選を目前として、29日夜渋谷駅前で鳥越俊太郎都知事候補の演説会が行われた。数千人とみられる多数の市民が詰めかけ、待機児童、待機介護ゼロ、脱原発、非核都市宣言、ムダな公共事業への支出を削って市民に振り向ける、情報公開をすすめるーーなどの政策に耳を傾けた。

 澤地久枝氏は、小池百合子候補が元ガン患者の鳥越候補のことを「病み上がり」と発言したことについて、自ら心臓手術を繰り返したことを紹介しながら「わたし自身が、病気だけで人はダメにならないということの証明みたいな存在」「70歳は働き盛り、鳥越さんは働き盛りです」と反論した。また1945年12月に法制化された女性参政権獲得から今年で70年になることにもふれ、「ああこういうことがあったのかとみんなが思えるようないい選挙をしたい」と鳥越候補の応援を呼びかけ、大きな拍手をい浴びた。

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 瀬戸内寂聴さんに「あの人(小池百合子候補)が当選することのないように。がんばるように」と言われてがんばっていますけども、あの、鳥越さんは「病み上がり」といわれた。わたしは誕生日がくると86歳になります。3回開胸手術をして心臓ペースメーカーも入れています。病み上がりというなら、途中で手術をしながら、86歳まで生きるとはわたし自身思っていませんでした。でも生きているんですね。で、生きているからには東京都の政治がこんなにひどい。それから東京都だけでなく、日本の政治っていったいなんなんでしょうね。アメリカのトランプが出てきてなんだと思いましたが、アメリカのことを笑っていられませんね。

(そうだ)
 
 なんてひどい政権なんでしょうね。

(最悪)

 わたしたちはやはりここで腹をくくって鳥越さんを勝たせるためにどうすればいいかを考えなければなりません。 “女性参政権獲得から70年目の一大選挙ーー澤地久枝氏・鳥越候補応援演説より” の続きを読む