合言葉は「ストップ・ザ”安倍政治”」ーー鳥越都知事候補の明確な姿勢に会場わく/「脱原発」もきっぱり

「参議院選挙では残念ながら自公に3分の2をとられたが、その直後の都知事選ではちゃんと旗を取り返したぞ、と」

 鳥越俊太郎東京都知事候補は18日夜の市民集会「鳥越俊太郎を応援する市民センター」発足集会で、集団的自衛権行使容認の閣議決定や戦争法強行、憲法「改正」に突き進む安倍政治を批判し、冒頭のとおり勝利にむけた決意を述べた。

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「東京都民のみなさんにお届けするのはもちろん、日本国全体に、やっぱりそうじゃないだろう、ちがうんだよ、ちがう道もあるんだ、東京ではあらたな知事を選んだよということを全国のみなさんにもお知らせしたい」

 と続け、およそ1000人の聴衆から大きな拍手を浴びた。

 都政運営については、国政と都政は密接に関係があるとしたうえで、住んでよし、働いてよし、環境によし、という基本政策を掲げた。貧困対策と格差是正、そして、脱原発をめざしたいと明言した。

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「道路や橋、そりゃ必要ですよ。必要だけど、道路や橋よりもっと大事なものがあるじゃないか」「一番の環境問題は原発ですよ」「命を大事にする都政をもういちど取り戻したい。あたらしい東京の夜明けをむかえたい」

 会場には、野党各党の代表、澤地久枝、佐高信、鎌田慧、山口二郎各氏ら多数の著名人や保坂展人世田谷区長や地方議員ら多数駆けつけ、応援演説をおこなった。内容は抜粋したうえで追って紹介したい。

 市民センターによれば勝手連も続々と誕生しているという。

 ★市民センターのHPはこちら
 「鳥越俊太郎を応援する市民センター
ー市民勝手連のプラットフォームー 」
http://www.torigoe-support.tokyo/

「日本会議」と縁の深い小池百合子氏/都知事になれば「憲法破壊」一気に進むおそれ

 東京都知事選は鳥越俊太郎、小池百合子、増田寛也の3候補がしのぎを削っている。小池候補は自民党とケンカをしているような印象があるが、離党も除名もされておらず、有権者を欺くための擬装である可能性がたかい。本当にケンカになったのであれば、自民党は小池氏に対して「政党交付金を返せ」「支援者名簿をよこせ」と迫らねばならない。だがそんな様子はみじんもない。

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 小池氏が仮に都知事に当選した場合、日本で暮らす私たちにとって重大な改革が一気に進むことになる。憲法破壊である。小池氏は、民主主義を否定する右翼団体「日本会議」の下部組織「日本会議国会議員懇談会」の副会長である。その日本会議が求めてきたのが憲法「改正」であり、自民党憲法草案として形になった。安倍政権はこの草案にそって現在の日本国憲法に大鉈を振るおうとしているが、小池氏がそれを強烈に推進するのはまちがいない。

 小池氏と日本会議の関係をみていくと、同会議メンバーの地方議員を何人も配下に従えている様がうかぶ。池袋にある小池事務所には、「JF豊島区議団」(代表は本橋弘隆・自民党豊島区議)という政治団体がおかれている。そこに、小池氏が代表をする政党支部「自民党東京都豊島総支部」から480万円が寄付され、さらに自民党豊島区議9人に70万円ずつが寄付されているのだが、その9人中7人が日本会議の会員である。磯一昭、河原弘明、竹下ひろみ、細川正博、星京子、村上宇一、吉村辰明の各議員。また堀宏道自民党都議の関連団体と金銭のやりとりがあるが、この堀都議も日本会議の会員だ。

 吉村議員は日本会議首都圏地方議員懇談会会長で全国地方議員連盟副会長。竹下議員は、日本会議首都圏地方議員懇談会事務局次長という役にもついている。

 小池氏は池袋の日本会議のボス的存在である。つまり憲法破壊の地域のボスである。自民党とケンカをしようがどうしようが、自民党の望む憲法破壊をめざすことにかわりはない。

 自民党の望むように憲法が変わると何がどうなるのか。『あたらしい憲法草案の話』(自爆連、太郎次郎社)にわかりやすく解説されている。

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〈 日本国憲法の三原則とは、つぎの3つをさします。

  一、国民主権
   
  一、戦争放棄

  一、基本的人権の尊重

(中略)

 憲法草案、すなわちあたらしい憲法憲法の三原則はつぎの3つです。
 
  一、国民主権の縮小

  一、戦争放棄の放棄

  一、基本的人権の制限 〉

 憲法「改悪」という表現でも足りない。憲法破壊、憲法廃止というべき前近代的な内容である。自分の生活を守りたいのであれば、小池氏をぜったいに当選させてはならない。