杉並区選管が低投票率工作か/「投票呼びかけ大看板」都知事選でも設置せず

 参議院選挙の投票日(7月10日)前日まで区庁舎わきにかかげられていた投票啓発ののぼり旗が、肝心の当日にはまったく掲示されなかった問題で、杉並区選挙管理委員会事務局次長は13日、電話取材に対して「当日にのぼりを出すよう指示はしていない。前日までは経理課にお願いしていたが当日は職員不在だった。細かいことまで指示はできない。選管のミスではない」と責任を否定、投票呼びかけに消極的な姿勢をとっていたことを事実上認めた。
 
 また、昨年4月の区議選では区庁舎の大柱に投票啓発の大看板が設置されたにもかかわらず、同様の大看板設置が先日の参議院選挙ではなされなかった問題については、「風ではがれるなど問題があった」などとして、東京都知事選挙でも看板設置はしない考えを明らかにした。

「看板設置をやるべきではないか。投票日までまだ時間はあるだろう」と指摘したところ、「予算がない。間に合わない」と回答した。

 低投票率になるよう選挙管理委員会みずから働きかけをしている疑いはさらに強まった。