戦争ははじまった

 29日、採決手続きすらあやしい戦争法が「施行」された。アメリカはシリア空爆をつづけている。アフガニスタンでも軍事行動をつづけている。国連決議もなしに他国に軍隊を送り込み、殺戮を繰り返している。圧倒的に民間人である。そのアメリカの戦争に日本の自衛隊も参加する道を開いた。日本にとって戦争はすでにはじまっている。

「戦争反対」では生易しい。「戦争をやめろ」と叫ばねばならない。

 ちゃくちゃくと憲法破壊行為が進んでいる。日本社会の根本秩序をひっくり返すに等しい。クーデタ(Coup d’état=フランス語。直訳すれば「体制に対する一撃」)といってよいだろう。

 建国以来、暴力的な侵略と帝国主義を世界中で繰り返してきたアメリカ合州国政府は、「民主主義」を標榜しながら、じつは、配下においた他国が、真の独立なり民主化をめざしたとたんに、それをつぶすのを習い症としてきた。ハイチ、グアテマラ、チリ、ホンジュラス、パナマ、インドネシア、イラン、イラク、シリア・・・枚挙にいとまがない。暴力を使うこともあれば、巧妙な形で気にいらない政権をつぶすこともある。

 日本においてもこれと同質のことが起きているように筆者は思う。
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