「財産交換」で紛糾 2月24日杉並区総務財政委員会より6


 「財産交換」議案で紛糾した2月24日の総務財政委員会から会議録要旨を引き続き掲載する。けしば誠一委員(平和)の質問部分。

けしば誠一:まず区長要望書です。2012年12月、区長が財務省にあてた要望書について、昨年住民の国に対する情報公開請求で国から提出されたことでまず不信感を買っている。2011年2月2日の東京新聞、「杉並区の今年の目玉」によると「区によると田中区長は昨年12月、国が予定していた荻窪税務署建替えの延期を財務省に要望。国は新年度より当初予算案に同税務署の建替え費の計上を見送った」とありました。区から取材した経過でしょうが、これは当時事実として拡散されていたのか。

企画課長:ご指摘の記事については、取材に応じまして記事になっている。そのように認識している。

けしば:文書内容は今回はじめて見たが、国に建替えの休止をもとめたこと自体を隠していたものではないということは、いまの新聞報道からもわかりました。

(傍聴席「えー!」)

けしば:この事実を知った区民が昨年区に要望書の提出をもとめたところ「不存在」と答えたことが不信をつよめています。2014年予算特別委員会議事録によると、あんさんぶる荻窪と荻窪税務署の財産交換のやりとりの内容はわかるメモ、電子メール等をふくむ情報公開請求に、平成25年9月30日の公文書で提案する前段のやりとりはあったが公開する資料は不存在、との答弁がありました。なぜ要望書をださなかったのか。

企画課長:・・今回の請求事実についてはいまお話があったように、あんさんぶる荻窪と荻窪税務署の財産交換の内容がわかるものという請求内容だったので、当該要望文書は該当しないと判断した。

けしば:なぜ・・該当しないのか。

企画課長:H22度の当該要望文書は・・税務署のその場での建替えを拙速にするのではなく休止する旨の要望案、あわせてまちづくり連絡会議を設置してもらうそういった要望の内容なので、あんさんぶる等の交換に関するものではないと判断した。

けしば:当時は要望書は存在していた?

企画課長:保存年限内だったので存在していた。

けしば:2013年11月19日第4回定例会。議員としてもはじめて区長から公的な場で財産交換について説明をうけた。区長は、以前から区民サービスの向上につながる形での建替えを要望してきた、というふうに答弁してきている。この答弁があったから、文書を特定すれば公開した。

企画課長:特定すれば公開したとおもわれる。

けしば:区が廃棄したのは3年間をすぎた2014年5月、とかしたのは6月とか聞きました。区の保存期限は3年。国が5年だったことで国から手に入れることができました。この文書はすでにマスコミでも公表している主要な経過を示しているものだ。3年間の期限にどうしてしたのか。

企画課長:税務署の建替えを一時休止するという内容だった。当初の目的が達成されたという判断のもとでそういう処理をした。ただいまになって思うと文書管理が適正だったか、われわれとしても考える必要があると思う。

けしば:・・重大な反省と文書管理、情報公開のありかたの抜本的改善が求められる。

企画課長:文書管理については、適切な管理という点についてはすこし疑念が残る。適正じゃなかった部分があったのではないかと思う。こんごしっかり、保存年限についても検討したい。

けしば:・・・この文書がなければ財産交換ができなかった意味のある文書です。

(傍聴人「は?」)

けしば:・・議会のやりとりのなかでだしたほうが誤解を招かずにすんだのでは?

企画課長:当時は情報公開請求にたいして過不足なく公開したと考えている。

(けしば委員質問部分、つづく)