サルが二本足であるきはじめたころ

★創作コーナー
詩「サルが二本足であるきはじめたころ」

サルが二本足で歩きはじめたころ、発することのできたことばは「うー」「あー」「おー」の3つだった。

食いものやメス・オスをめぐってときどきケンカがおきたが、そのやりかたは、たたく、ける、かみつく、だきつくーーだった。

ときがたち、二本足のサルはやがてたくさんのことばを発明し、火をつかうことをおぼえ、道具をつくりだした。

ケンカの種が増え、そのための道具がつぎつぎにうみだされた。刀、鉄砲、爆弾、毒薬、核兵器ーー。

さらにときがたち、とうとう二本足のサルは一匹残らず死んでしまった。

 

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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