安斉あきら東電社員杉並区議は政務活動費を選挙に流用するな

 杉並区議でありながら現職東電社員でもある安斉あきら氏(元民主党、自民党会派。区民生活委員長)をめぐり、公金である政務活動費を選挙に流用した疑いがあることがわかりました。
 
 安斉氏は、2019年4月14日告示、21日投票が行われた杉並区議会議員選挙に立候補し、当選しましたが、その直前の3月25日に「区議会レポート」と題する氏名・顔写真・似顔絵入りの印刷物を28000部作成し、ポスティングや郵送で配布しました。そして総経費118万円のうち60万円あまりを、公金である政務活動費で支出しました。50%を3万6599円うわまわる額です。

 全額支出しなかったのは按分をしたわけではなく、前渡しをうけた政務活動費に残金がなかったためのようです。

 政務活動費は使途が限定されていて、選挙活動や政党活動に使うことはできません。選挙直前のチラシ配布に選挙目的が含まれていることはだれでもわかることです。

 杉並区では最大会派の自民党をはじめとして多くの議員が似たことをやっていました。これは違法だとして住民訴訟をやり、完全とはいかないまでも違法判決を勝ち取った経緯があります。選挙直前に出した印刷物について按分50%を超すものは違法だという判決です。

 この判決を受けて、杉並区議会ではすくなくとも選挙1ヶ月以内の印刷物については、その内容にかかわらず50%以上は支出しないという自主ルールができつつあります。金額は3万6599円ですが、安斉議員の今回の支出はこのルールづくりに逆行するもので、看過できません。

 よって返還を求める住民訴訟を起こしました。昨日26日、郵便で訴状を東京地裁に発送したところです。

 安斉氏が3万6599円を自主返還すれば訴訟は取り下げる予定です。はたしてどうなるか、安斉議員の行動に注目したいと思います。
 
★安斉あきら議員「政務活動費を選挙に流用するな」裁判の訴状

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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