緊張感のない倉敷市、観光地公衆トイレに石鹸なし

 感染防止にとってきわめて重要なのが石鹸(または界面活性剤)をつかった丁寧な手洗いだ。筆者は現在滞在中の倉敷(橋本岳厚生労働副大臣の選挙区)で、駅をはじめとする公衆トイレに石鹸と手洗い励行を呼びかける説明書きをただちにつけるよう3月半ばから繰り返し市に要請してきた。

 そのかいあって、倉敷駅、新倉敷駅の市営トイレ3ヶ所に、4月3日までに(半月以上!)液体石鹸と説明書きが取り付けられた。

 

 市一般廃棄物対策課によれば、ほかに新倉敷駅(新幹線が停車する)のトイレにも石鹸と説明書きをとりつけたとのことである。JR中庄駅(川崎医科大付属病院の最寄り駅)や茶屋町駅、木見駅、児島駅、上の町駅にあるトイレには、石鹸容器が入荷しだい取り付けるとのことである。

 同課の管理するトイレはこれら駅に併設したものがすべてだとの説明だたっが、きょう、倉敷市の中心部にある観光地(美観地区)の市営トイレをのぞいておどろいた。「一般廃棄物対策課」との表示がされたこのトイレには、洗面台に石鹸容器が取り付けられていたのだが、その容器がすべて空だったのだ。

 

 「いたずらがあるから」などと石鹸をつけることに難色をみせていた市だが、石鹸液を補充するというやるべきことをやらず、市民・利用者を「いたずら犯」の容疑者扱いしていたことになる。緊張感のなさはあきれるばかりだ。
 
 一方、公園緑地課によれば、100ヶ所あまりある市営公園のトイレは、ごく一部をのぞいて大半に石鹸がないとのことである。


 ただちに設置してほしいと要請すると、こちらも「これから検討する」という生ぬるい返答だったので、緊急性のある問題だからすぐにやってほしい、進捗状況を知らせてほしいと強く要請した。

  

 

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

「緊張感のない倉敷市、観光地公衆トイレに石鹸なし」への1件のフィードバック

  1. 公園へのせっけん設置のことで検索していたらここにたどり着きました。
    私の住んでいる市も倉敷市と似たような状況です。いや、コロナ禍前の市内の公衆トイレのせっけん設置率ゼロと思われますのでそれ以下かも。特定の業種には手厚い補償をするようですが、肝心の感染防止対策が抜け落ちています。

    ・2020年2月
    公園だけでなくJR駅のトイレも市管理なのですが、昔からなし。
    コロナ対策で石鹸での手洗いを政府が推奨していることもあり、せっけん設置を要請したらその後は付きましたが緊急事態宣言中の4月には容器ごとなし。やむなくJRが切符売り場の前に用意した手指消毒液を使いました。市いわく、どうやら盗難されたようですが、トイレ出入口に監視カメラがあるにもかかわらず、JRの手指消毒液は駅が開いているときは常に設置されているのにどうしてトイレのせっけんがなくなるのかは不明です。

    ・2020年7月
    お店では石鹸がきちんと出回りだしましたが、市内のある公衆トイレでいつもない状況です。清掃と同時に、定期的に切れてないか確認、なくなっていたら補充するよう市に要請。
    今度は「ホームレスが石鹸で体を洗うからすぐなくなった、すぐの補充は困難」とホームレスのせいに。(そもそも、本当にホームレスがいるのか怪しいですが)「ホームレスに手洗い用のせっけんで体を洗わざるを得ない状況をさせていることに問題があり、福祉の部署がきちんと対応すべきではないか、せっけんはきちんと補充するように」と再考を要請しています。

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