杉並区議会自民党議員ら懲りずに「選挙直前の政務活動費100%チラシ配布」続行

 2015年4月の区議会議員選挙の直前に自民党会派の議員らが顔写真や名前が大きく入ったチラシを作成・配布、その経費の全額を政務活動費から支出したことの違法性が、東京地裁や東京高裁の3件の判決によって確認されたことはすでにお伝えしてきたとおりである。

 ところが、驚くべきことに、先日の区議会議員選挙の2ヶ月前の今年2月、自民党会派所属議員10人が同様のチラシを作成・配布し、その経費の全額を政務活動費に計上していたことが4月末に公開された収支報告書によって判明した。

 問題の支出を行ったのは以下の10議員(当時)

 ・井口かづ子(今年5月に議長就任)
 ・大熊昌巳
 ・大和田伸
 ・大泉やすまさ
 ・今井ひろし
 ・小川宗次郎
 ・井原太一(今年5月に監査委員に就任)
 ・はなし俊郎(今年4月の選挙で落選)
 ・吉田愛
 ・脇坂達也 

 
 それぞれ、2月14日(井口議員)、または15日付で、7万7375円を支出している。按分はなされていない。
 

 看過できない問題だと感じた筆者は、21日、大熊議員分に関してのみ返還を求める住民監査請求を行った。大熊議員に絞ったのは単に事務作業の効率化のためである。残りの議員についてもこのまま自主返還などがなされない場合は、同様の手続きをとる予定である。

 読者各位のご支援をお願いしたい。 
★「選挙前に政務活動費でチラシ配布」を問う住民監査請求パート2 申立書 

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

「杉並区議会自民党議員ら懲りずに「選挙直前の政務活動費100%チラシ配布」続行」への2件のフィードバック

  1. 私は大学院で地方自治制度を学んでいる者ですが、政務活動費を調べている中で、このサイトにたどり着きました。
    杉並区議会の政務活動費を巡る一連の記事を拝読し、憤りを感じています。
    三宅さんのご指摘は正鵠を得ており、政務活動費の不適切な支出を改めようとしない議員の見識を疑います。政務活動費の広報広聴紙は、杉並区議会に限らず、とかく選挙活動的な使われ方をされがちなので、住民としても掲載内容をしっかりと確認したいところです。

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