大熊昌巳杉並区議会議長の目にあまる公私混同/公用車で「石原伸晃後援会」の政治集会参加

 政務活動費で選挙直前に大量にチラシを作成したり、政治集会の開催費を支出して、裁判で違法性が認定されるなど、公私の区別がつかない行状が目にあまる大熊昌巳杉並区議会議長(自民党)のあらたな公私混同が発覚した。昨年11月、自民党・石原伸晃衆議院議員の後援会が主催するイベントや集会に、2度にわたって参加したが、その際、議長公用車を使用していたのだ。

 すぎなみオンブズのメンバーが情報公開請求で突き止めた。同メンバーが入手した議長車の運行記録によれば、11月5日夜と、11月20日夕方、それぞれ墨田区と港区に議長車で行っている。議会事務局の説明では、5日は石原議員の後援会員向けのイベントで、20日は同議員の支援集会が行われ、大熊議長が「公務」で参加したという。

 だが「公務」と説明する一方で、11月5日と20日の議長日程表にはいっさい記載されていなかった。

 大熊議員は石原議員が代表をする政治団体「自民党杉並総支部」の会計責任者をしており、議長の「公務」で参加したというのは苦しい言い訳にしか聞こえない。タクシー代がもったいないから公用車を使っただけではないかと、大熊議員の過去の公金の使い方のせこさをみて筆者は想像している。

 週明けにおって取材・報告したい。

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

「大熊昌巳杉並区議会議長の目にあまる公私混同/公用車で「石原伸晃後援会」の政治集会参加」への2件のフィードバック

  1. いつも三宅さんの精力的な取材と情報発信には感服しています。

    この問題は突き詰めて追及していけば、杉並区議会の対応の誤りが明らかになると思います。
    そもそも杉並区議会事務局は「公務」と「政務」を混同した説明をしています。
    議長の「公務」とは、区議会を代表して「公的な」会合や式典などに参加する場合のことをいうのが通例であって、政治性を帯びる政党活動や後援会活動、選挙活動に当たるような会合等に参加する場合は「政務」に該当します。
    つまり、今回の事例は、「公務」ではなく、「政務」として処理すべき案件で、公用車を使うべきではない事例に該当すると思います。
    ただし、公用車の使用規程は各議会で独自に定められているものであるため、それを見てみないと公用車使用ルールに反しているか否かが判然としません。仮に、後援会活動のようなものまで「公務」とみなして公用車使用を認めていたとしたら、即座に使用規程違反にはならないかもしれませんが、その場合には、使用規程そのものの適正性(本来、政務とすべきものを公務にして税金を無駄遣いしている)を争うことはできると思われます。
    本件については続報の掲載を期待しています。よろしくお願いします。

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