「17会派政活費返せ」裁判、次回は9月29日13時半522号法廷

  杉並区議会17会派(22議員)が2014年度に使った政務活動費約4000万円のうち「区政報告(会)」名目で支出した約1000万円が違法な支出にあたるとして、これを返還させるよう杉並区長に求めた住民訴訟の第5回口頭弁論が、14日、東京地裁522号法廷(古田孝夫裁判長)であった。

 原告すぎなみオンブズ側による支出の違法性の主張・立証作業が続いていて、今回は自民党と無所属計10人議員に関する主張の陳述(準備書面4)と関連証拠の提出、およびそれぞれの議員や会派に対する調査嘱託の申し立てを行った。

 2014年度は、区長選挙・区議補欠選挙(2014年6月)、衆議院議員選挙(12月)と3つの選挙があり、さらに2015年4月に区議会議員選挙を控えていた。区政報告類の経費の全額を政務活動費で支出した杉並区議が大半を占めているが、選挙を意識しているのは疑いようもない。政治的活動の趣旨をふくんでいるのだから最低50%の按分をすべきだ――といった主張・立証を行った。

 古田裁判長は、証拠をつけて反論するよう被告に指示。原告側には、残りの12議員に関する主張・立証を引き続き行うよう指示した。筆者はすぎなみオンブズ共同代表のひとりとして書面の起案や法廷対応にかかわっている。作業量の多い難工事の、ちょうど前半戦の半分という感じである。

 次回第6回口頭弁論は9月29日13時半から東京地裁522号法廷で開かれる。傍聴支援をお願いするしだいである。

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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