高円寺小中一貫校「設計図」開示される

 ボーリング調査報告の不備やその必要性自体をめぐって疑問が噴出している高円寺小中一貫校校舎建設をめぐり、営繕課が「建築許可がおりるまでは開示できない」と従来説明してきた実施設計図面が22日、情報公開請求によって開示された。

「開示できない」という同課の説明にはなんら根拠がなかったことが明らかになった。

 開示された設計図面は2種類あり、1つめは2016年9月に株式会社教育施設研究所から「案」として区に引き渡されたもの。2つめは、それに基礎杭設計の変更など修正を行ったものである。営繕課によれば10月なかばごろに修正がなされ、その設計図をつかって11月8日、都に建築確認申請を行ったという(現在審査中)。

 杭の修正とは、先端を入れる予定にしている東京礫層の下付近、地下20メートル付近に比較的やわらかい「粘性土層」があることを考慮したとみられ、当初の設計にあった先端から元まで同径の杭(外径70〜90センチ)の使用をとりやめ、先端付近がやや太い(8センチ程度膨らんでいる)ものに変更。支持力が強いという判断から本数を全体で40本ほど減らしている。

 設計図はA3版で約850枚ある。ご希望のむきがあれば相談に応じますので、編集部まで連絡をください。


〈従来の基礎設計〉


〈先端が太い杭に変更した基礎設計〉
 

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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