重大疑問続出の高円寺「小中一貫校」、月曜にも工事強行着手か

 杉並区高円寺の小学校2校と中学校を統合して、6階建てのビルに同居させてしまおうという強引な区の計画をめぐり、市民の強烈な反対と疑問の声にもかかわらず、月曜日にも着工が強行される可能性が高まった。

 27日の住民説明会に出席した市民によれば、会場では数々の矛盾が指摘され、区側からは説得力のある回答はなかった。とうとうある幹部が「重箱の隅をつつくような話だ」などと暴言を吐く場面もみられたという。
 
 いったい統廃合するほど子どもは減っているのか。6階建て(文科省基準は高層)なのになぜ区作成の文書に「中低層」と書かれ、杭の深さが浅い設計なのか。入札結果も、一般的に談合が疑われる99%を超えた落札率だった。 

 工事予定現場は、環七とJR中央線の交差する交通過密地帯で、大気汚染の激しい場所。また子どもが交通事故に遭う危険も高い。

 なにより、2小学校を廃校にして小中一貫校を新設する事業の最大の動機を「少子化」だと説明しながら、新校舎の教室数がやたらと多いという矛盾をつかれると、5年後には子どもの数が増えるという試算をだしてくる。

 子どもが増えるのなら廃校にしなければいいだけの話ではないのか。

 建物を建てることそのものに動機がある――そんな疑いが限りなく濃厚になってきた。

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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