20日は「ポスティングバイト青年自死事件」裁判です

 いかに格差を広げ、弱い立場のものからいかにカネをしぼりとるか。しぼりとることに長けた者は成功者として尊敬され、しぼりとられた者は落伍者、邪魔者の烙印をおされる。圧倒的多数の人々は「落伍者」になる恐怖にかられ、他人を押しのけて少しでも高い場所へとはいあがろうとあがく。その様をあたかもいけすの魚でもながめているかのように優越感をもって見下ろす少数の者がいる。
 
  いまの日本社会がわたしにはそんな光景に見えてくることがあります。

 すぎなみオンブズとも縁が深い杉浦ひとみ弁護士が代理人となって戦っている裁判の口頭弁論が20日にあります。これもまた「搾取」という言葉がふさわしい日本社会のゆがみを象徴する悲しい事件です。若い子どもさんを亡くされた宮崎県のご両親は、二度同じ悲しみを繰り返してほしくないと悲痛な思いを懸命にうったえていらっしゃいます。

 筆者はあいにく別件の取材があってうかがえず、大変恐縮なのですが、この場を借りて多くの方の傍聴をお願いしたいと思います。 

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 ポスティングパワハラ自死事件 裁判【尋問】傍聴のお願い.
2017年1月20日 13:30〜 東京地裁 709号法廷

宮崎から夢を持って上京した19歳の青年が働き始め4日目に自死しました。

生きる意欲に満ちあふれていた青年は、直前にポスティング会社から怠業の叱責を受けていました、

ケータイには

「遺書」という題で

「皆さんご迷惑をおかけしました。自分には何事にも根性が足りなかったようです。もう疲れました・・・許してください、許してください・・・。」と書き残していました。

先回の尋問を経て、今回で結審(次回は判決)です。
原告側は、原告である親が、事件についての思いを陳述します。
原告代理人も、この事件の概要と、それがこの裁判の中で現れた証拠(遺言を書いたケータイや、直前まで生きようとした証のレシート、法廷での被告会社のチェック係の合理性を欠いた証言など)で裏付けられたことについて簡単に述べます。
原告ご両親は宮崎から出廷します。

どうぞ、傍聴席から応援してください。

MyNewsJapanの記事はこちら

http://www.mynewsjapan.com/reports/2225

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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