連合が戦争を望む理由

CIMG6643 雑誌『週刊金曜日』8月19日号に掲載されている龍谷大教授・廣瀬純氏の連載記事に連合(日本労働組合総連合会)のことが書かれている。

 安保法制を批判しながらも、あくまで民主主義の手続きを踏んでいないことを批判したにすぎず、安保法制のなかみを批判することはなかった。また武器輸出三原則見直しにも反対せず、原発再稼働にも反対していない。

 こうした連合の姿勢について、廣瀬氏は〈原発再稼働賛成も軍国化賛成も「雇用を守る」という観点から言えば至極当然のことであり、労働者の利害を代表するというその本来の指名から連合は何ら逸脱していない〉と指摘する。

 まさにそのとおりだと筆者は思う。働いて金を稼ぎ、経済を強くするということは、別の視点からみれば必ずしもいいことだとは限らない。搾取であり、雇用喪失であり、環境破壊や原発事故であり、いきつく先は戦争でもある。

 金もうけより大事なことがあるのではないかということに、多くの人が自身の暮らしを振り返り、気づきはじめているのではないか。

「・・・賃金労働にはもはや立脚しない新たな生へと、多くの人々が、互いに触発されながら、しかし、個々に勇気をもって一人ひとり踏み出そうとしているのだ」「一人ひとりが勇気をもって新たな未知の生へとその一歩を踏み出す」という廣瀬氏の言葉に未来への希望を感じる。

投稿者: miyakatu

ジャーナリスト

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