猛烈な台風24号「チャーリー(TRAM)」に厳重警戒を

 中心気圧915hpa、最大瞬間風速75メートルの猛烈な台風24号(チャーリー、TRAM)が日本列島を直撃する恐れが高いとの予想をECMWF(欧州中期予報センター)がだした。むこう10日間の高い精度の中期予報をだすことで定評がある機関だとの意見がある。

ECMWFのHP:
https://www.ecmwf.int/

 それによると、29日から30日にかけて沖縄本島に上陸、進路を東にまげて10月1日から2日にかけて本州を直撃する可能性が高いとのことである。なお協定世界時間(UTC)に9時間を足したのが日本時間である。

 政府や気象庁は迫りつつある自然災害の危険に対していまだ警鐘を鳴らしていないが、それぞれの判断で備えておく必要がある。

 

東京都・政務活動費収支報告書の開示拒否は違法-裁判、18日はじまる

 政務活動費の収支報告書の開示をもとめて今年5月、東京都議会議長に対して情報公開請求したところ、議長の調査を経ていない報告書を公開すれば制度を損なうおそれがある-などといった理由で開示を拒否されるという事件がおきた。各議員(会派)が収支報告書を提出する期限は4月30日で、法令・条例の趣旨をふまえればただちに閲覧させなければならないはずである。

 開示を拒否した都議会の行政処分に違法性が濃厚に疑われることから、筆者は処分取消を求める行政訴訟を起こした。その第1回口頭弁論が明日18日午前11時半から東京地裁703号法廷である。

事件番号:東京地裁平成30年行ウ272号

 情報公開を進めるという掛け声とは裏腹に、情報公開に後ろ向きな小池都政の問題がここにもみてとれる。

 
 

自民党杉並区議会議長の政務活動費裁判で杉並区長控訴

 大熊昌巳杉並区議会議長(自民)の2014年度政務活動費の一部返還を命じた東京地裁判決に対して、被告・杉並区長が控訴していたことがわかった。判決は、2015年4月の統一地方選挙の直前に大量の「自民党会派」チラシを作成し、費用の全額を政務活動費で支出したことを違法と判断したが、この支出について争うつもりだと推測される。

 田中良杉並区長は自民党の絶大な協力をえてことし7月、3選した。自民党に対する恩返しの意味もあるのではなかろうか。

 反省するどころか、税金を使って訴訟を続けるという選択をした。ふざけた話である。
 
 控訴審についてもおいおい報告したい。
 

記事掲載のおしらせ〈「海自輸送艦「おおすみ」衝突事故4年目の真相 海自の責任を不問にした奇妙な「釣り船が急に右転」主因説(上)〉

 マイニュースジャパンに記事を書きましたのでご案内します。
 ごらんください。

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海自輸送艦「おおすみ」衝突事故4年目の真相 海自の責任を不問にした奇妙な「釣り船が急に右転」主因説(上)

 本来国民を守るはずの自衛隊が、国民2人を死亡させ責任をとらないとしたら、存在意義に関わる大問題となる。2014年1月15日の朝、広島沖の瀬戸内海上で、小型の釣り船「とびうお」(全長7・6㍍、5㌧未満)と、全長がその23倍にあたる海上自衛隊の護衛艦「おおすみ」(全長178㍍、基準排水量8900㌧)が衝突する事故がおきた。「とびうお」は転覆し、乗員4人が真冬の海に投げ出され船長ら2人が水死。「おおすみ」が「とびうお」の後方から追いつく形で起きた事故で、常識的に“追突”が疑われた。しかし国交省運輸安全委員会と海自は、いずれも「釣り船が急に右転して自衛艦に突っ込んだ」と結論づけ、「おおすみ」の責任を実質不問にした。唐突に出てきた「とびうお右転説」に生還者や遺族らは「右転などしていない。する理由もない」と当惑、防衛省(国)を相手どって国賠訴訟を起こした。はたして、審理のなかでは、数々の疑問が出てきた。「とびうお右転」は事実なのか、本当に自衛艦に責任はなかったのか――事件を検証する。

【Digest】
◇真冬の海で起きた惨劇
◇「汽笛を聞いて海を見ると衝突後だった」 
◇「おおすみが右後方から接近」と生還者
◇突如登場した奇妙な目撃証言
◇一変した報道のトーン
◇とびうおの航跡をどうやって特定したのか
◇「とびうお」は右転した--国交省報告に驚愕 ◇真冬の海で

(続きはこちら)

http://www.mynewsjapan.com/reports/2416

斉藤貴男さんと対談イベント〈「マスコミの歪んだ世論づくり 『大東建託の内幕』を題材にして〉:9月27日19時から東京堂書店神田神保町店

 催し物のご案内です。9月27日午後7時から、東京・神田の東京堂書店神田神保町店6階で、ジャーナリストの斉藤貴男さんとの対談を行います。テーマは「マスコミの歪んだ世論づくり 『大東建託の内幕』を題材にして」です。ぜひ足をお運びいただきますようお願い申し上げます。

http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=17339

9/27(木) 19:00~
平和の棚の会10周年企画
斎藤貴男さん×三宅勝久さんトーク&サイン会
「マスコミの歪んだ世論づくり 『大東建託の内幕』を題材にして」
投稿日:2018年8月24日
ジャーナリズムが批判精神を失えばどうなるのか。広告と一体となっている報道に警鐘を鳴らし続ける斎藤貴男さん、マスコミが伝えない「大東建託の内幕」に果敢に斬り込んだ三宅勝久さん、権力に忖度するマスコミの趨勢に抗い続けるジャーナリストが、現代日本の問題点を語る。

開催日時:2018年9月27日(木) 19時00分~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール 0120-400-361
(東京都千代田区神田神保町1-17)
最寄駅
■東京メトロ半蔵門線「神保町駅」
■都営新宿線「神保町駅」
■都営三田線「神保町駅」
いずれもA7出口より徒歩3分
■JR「御茶ノ水駅」 御茶ノ水橋口より徒歩8分

参加費: 800円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『斎藤さん×三宅さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせいただくか、上記「お申し込みはこちら」から専用予約フォームにご入力の上、送信してください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。  
ご予約受付電話番号:03-3291-5181

※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

請願・陳情の件名から氏名削除を求めた議員申し合わせ事項に疑問

 杉並区議会議長にあてて筆者が陳情を行ったところ、陳情の件名「大熊昌巳議長の2014年度政務活動費の返還を命じた東京地裁の判決を杉並区長が受け入れて控訴をしないことを区議会として求めることに関する陳情」から「大熊昌巳(区議会議長)」という人物名を削除するよう議会事務局から求められた問題で、削除要請の根拠とされる議員申し合わせ事項の内容が判明した。

 該当するのは申し合わせ事項「第9 件名、文書表公開の取扱い」の部分で、次のような内容となっている。

 (1)取り扱いルール
 ①請願・陳情の件名には、公人、私人を問わず、氏名その他の個人情報は載せない。
 ②請願・陳情の本文中に、氏名その他の個人情報がある場合、個人情報は非公開とし、文書表の該当個所をマスキング処理する。
 ただし、本文中の公人の氏名についてはマスキングせず、そのまま公開する。

 (2)手続き
 ①提出された請願・陳情の件名に氏名等の個人情報があった場合、陳情者本人に連絡をとり、削除を求める。
 本文中に個人情報があった場合は、削除してもらうか、あるいは文書表として一般に公開する際は、該当部分をマスキング処理することを説明し、了解をとる。
 ②陳情者本人と連絡がとれない場合や、陳情者が削除等に応じない場合は、議長判断により、取扱いルールのとおり処理し、後日議会運営委員会に報告する。
 ③各議員、理事者へ配布する文書表は、原則マスキング処理しない。 なお、提出者の住所・氏名に関しては、各議員において、取扱いについて十分留意すること。

 これをざっとみて、筆者はいくつか疑問を覚えた。

 1、請願・陳情の件名を書き換えるよう求める権限が、請願・陳情を受ける側の区議会(議長)にあるのか。
 2、請願・陳情の件名を、請願・陳情者の意に反して、あるいは無断で書き換える権限が、請願・陳情を受ける側の区議会(議長)にあるのか。
 3、公人(議長を含む)の氏名ははたして個人情報なのか。そもそもこの申し合わせ事項における、「個人情報」の定義はなにか。

 筆者は、陳情の件名から「大熊昌巳(区議会議長)」の記述を削除することには「応じられない」と回答した。こんごこの陳情を大熊議長はどう扱うのか、現在のところ不明だ。氏名は個人情報だとして勝手に削除すれば、陳情内容の無断改ざんとして大きな問題にせざるを得ない。同時に、政務活動費をつかってさんざん自己宣伝した「大熊昌巳」という名前が本当に保護にあたいする個人情報なのか、大熊議員の見識を世に問うことになる。
 

 

「大熊昌巳杉並区議会議長の政務活動費違法判決を受け入れよ」との陳情に対して「個人名」削除を求めた絶望の杉並区議会

 西日本豪雨の大被害からほどなくして関西地方を猛烈な台風が遅い甚大な被害が発生、そしてきのうは北海道で大地震が起きて大きな被害が出ています。被災者のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。安倍首相は災害のことよりも自分の自民党総裁選で頭がいっぱいの様子にみえます。どういう政府を支えるかは、文字通り自分の命にかかわる問題であるとあらためて痛感しています。

 さて、去る8月28日、東京地方裁判所民事51部(清水千恵子裁判長)は、大熊昌巳杉並区議(自民党・現議長)の2014年度分政務活動費について、統一地方選直前に作成したチラシや、衆議院議員解散当日に国会議員らを招いて開いた「区政報告会」の経費などが違法な支出だとして13万円あまりの返還を命じる判決を言い渡した。これに対して被告杉並区長は、控訴するのか、あるいは判決を受け入れるのか、いまだ態度をはっきりとさせていない(本稿執筆現在)。控訴期限は9月11日である。また、大熊議員は裁判の状況とは関係なく自主的に返還をすることが可能だが、返還がなされた事実はない。

 そこで筆者は9月5日、区議会議長に対して、区長が控訴をやめるよう議会として要請してほしい、という内容の陳情を行った。題はいささか長い。

「大熊昌巳議長の2014年度政務活動費の返還を命じた東京地裁の判決を杉並区長が受け入れて控訴をしないことを区議会として求めることに関する陳情」
 
 区議会事務局で手続きを終えて帰宅してから数時間後、午後5時を回ったころ区議会事務局の職員から電話があった。

「陳情の件ですが」

「はい」

 職員は恐縮ぎみに要件を言った。

「手続きのときに申し上げればよかったのですが、じつは、(議員の)申し合わせ事項で、請願・陳情の件名に個人名は入れないことになっているのです」

「はあ…」

「ですので、陳情の件名にある大熊議長のお名前を削除していただけないかと」

 陳情の件名から「大熊昌巳」という議員名を削除してほしいというのだった。話を聞きながら筆者は違和感を覚えた。請願・陳情というのは、日本国憲法によってあらゆるもの(何人)に対して保障された権利であるはずだ。

憲法16条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

 請願・陳情の件名に個人名を入れてはいけないなどと議員の内輪で決めてしまうというのは、この請願権を侵害することにならないのだろうか。

 そこで筆者は職員にこう返した。

「憲法が保障する請願権を侵害するおそれがあると思うので、応じられません」

「議員名の削除には応じていただけないと」

「そうです」

「わかりました」

 こうした出来事も憲法破壊の一光景といえよう。はたして区議会が筆者の陳情をどう扱うのか。事務局は追って対応状況を報告するという。

 追記:まんがいち陳情者に無断で陳情の表題に手を加えるようなことがあれば重大な権利侵害である。場合によれば国家賠償請求訴訟をする事態もありえるだろう。